- 2019/08/21
防水工事の種類を解説します!
防水工事は、建築物を雨の侵入を防いで腐食から守ります。
箇所や用途によって、種類が異なることはご存知でしょうか?
防水工事の種類は、以下のような種類があります。
① ゴムシート防水
ゴム素材を接着剤によって下地に張り付けていく工法で、最も安価で施工できます。
工期が短く、手軽に施工できる点が特長で、
応急処置的な場合の施工には最も適しています。
いっぽう複雑な形状の下地には、
接着面が付かない場合があることと、
厚みがないために破けやすい点がデメリットです。
② 塩化ビニール防水
施工方法はゴムシート防水と同様で、
塩化ビニール樹脂でできたシートを接着剤で下地に張り付けていく工法です。
短期施工が可能。手軽に扱える点が特長ですが、
月日が経つにつれて材質は硬化し、
ヒビ・割れなどが目立つようになります。耐久性は10年~15年程度。
③ ウレタン防水
液体ウレタンを塗膜に変えることで防水性を作る工法で、
複雑な下地にも、その形状に合わせて塗膜を作ることができます。
施工も幅広く可能、安価で人気のある工法です。
施工は手作業のため、均一性にやや欠けるところが難点です。
④ FRP防水
ガラス繊維強化プラスチック(FRP)で塗膜を作ります。
耐久性に優れて、丈夫なわりに軽いのが特長です。
水による腐食に強く、少し前では浴槽にも用いられていました。
塗膜にする際、特有のにおいがあります。
⑤ アスファルト防水
合成繊維にアスファルトを合わせたシートを張り重ねる工法で、
大変優れた防水性能を発揮します。
最も耐久性が高く、施工後も省メンテナンスで済むのが特長です。
この工法も特有のにおいが発生するので、
近隣への注意・配慮が必要です。
手間のかかる工事で、長い工期になります。
防水工事のご相談も受け付けております。
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