- コラム
- 2019/07/20
外壁塗料の成分のハナシ
ウレタン・アクリル・フッ素・・・どう違うの?
ペンキの名前もたくさんあるし、メーカーもたくさん・・
どれがいいのか選べない・・。
調べれば調べるほどに、このようなお悩みがあるかもしれません。
今回は、ペンキの成分についてお話してゆきます。
ペンキの種類にはどんなものがあるだろう?と考えたとき、
一番に思いつくのは「色」ではないでしょうか?
赤、茶、グレーなど、こういった色を作っているのは、「顔料」です。
つぎに、ペンキが塗られたところを見てみてください。
施工された塗膜をみてみると、
どの塗膜も均一にペンキがついていると思います。
このように、均一で滑らかな塗膜にするのが「添加剤」です。
そして、塗装工事で一番重要なのは「建物の保護」という役割です。
構造物を傷みにくくする、長持ちさせるために
必要となってくるのが「合成樹脂」です。
「顔料」「添加剤」「合成樹脂」この3点をあわせたものが塗料です。
「合成樹脂」には
① アクリル合成樹脂
② ウレタン合成樹脂
③ シリコン合成樹脂
④ フッ素合成樹脂
おもに4種類があります。
建物の耐久性に関わる成分ですので、
どれを選ぶのかは、とても重要になってきます。
また合成樹脂のほかにも
① ラジカル制御形塗料
② 無機
③ 光触媒
という合成樹脂以外の新しい塗料もあります。
費用・耐久性のバランスからみて
現在、多く選ばれているものは、シリコン合成樹脂となっています。