コラム
2021/01/20

さまざまなテクスチュアから選べる「外壁吹付塗装材」

吹付仕上げ塗装材は、塗装材でありながら塗り厚があって
さまざまなテクスチュアの表現ができることから
昭和30年代ごろより当時の住宅公団の外壁仕上げに採用され外装材として広く普及してきたものです。

耐久性、耐候性、防汚性など機能が幅広く改良されて
現在においても新築工事をはじめ、リフォームにも活用される材料です。


外壁に吹き付けるタイプの外壁塗装材は、
単層のものでは塗り厚3ミリほどの「薄付け仕上げ塗り材」と
塗り厚4~10ミリ程度の「厚付け仕上げ塗り材」があります。

また、下塗り・主材塗り・上塗りの3層で仕上げるものを「複層仕上げ塗り材」といって
薄い塗り厚ながら、耐候性や耐久性に優れた機能的な材料もあります。


ここまでに挙げた塗材はすべて「吹付タイル」とも呼ばれるもので
セメント系、アクリル樹脂系、シリカ系などがありますが
素材によって弾性がついて、外壁にひび割れが入っても塗膜が切れないものや
施工時の硬化が強く、より頑強に仕上がるものなど、それぞれの特徴を有します。


外壁は、それ自体の色や模様なども外観も大きな要素ですが
薄付け仕上げ塗材では、吹き付けた状態で
左官仕上げのリシン掻き落としのような意匠表現ができるため「吹付リシン」と呼ばれています。


また、厚塗り材は、吹き放し模様のほか
吹き付けた表面を各種のコテやパターンローラーで加工して
立体的な模様を表現することができます。
これは通称「スタッコ」と呼ばれているものです。

 

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